小児矯正

子どもの矯正治療のメリット

子どもの歯並びの乱れは、口呼吸や指しゃぶり、頬杖、よく噛まない、歯を舌で押すなど、口周りの悪癖が関与しています。子どもの頃から矯正治療を始めることには、次のメリットがあります。

抜歯せずに行える

顎の成長を利用して永久歯が並ぶスペースを作ります。歯に強い力をかけることなく行える他、抜歯の必要もありません。

歯磨きに支障をきたさない

大人の矯正のように、ブラケットやワイヤーは装着しません。また、取り外しできる矯正装置を使用するため、これまで通りに歯磨きをしていただけます。むし歯や歯周病のリスクを抑えて、結果的に歯の健康を守ります。

将来の矯正治療の負担を軽減できる

永久歯がきれいに並ぶスペースを広げることで、大人になってから矯正が必要になったとしても、抜歯をせずに済んだり短期間で完了したりします。顎のスペースを広げる際に使用する矯正装置は、寝ているときにだけ装着すればよいので、子どもにかかる負担を抑えられます。

歯科医院へ通う習慣が身に付く

子どもの頃から歯科医院に慣れておくことで、大人になってからも苦手意識を持たずにメンテナンスに通えるようになるでしょう。

不正咬合について

成長中の子どもの約7割に不正咬合があるといわれています。歯の位置は、舌と唇の機能によって決まり、顔の成長は正常な口腔機能と呼吸法の影響を受けます。例えば、口呼吸をしている子どもは、永久歯がきれいに並ぶためのスペースが不足しやすく、叢生(そうせい)という歯がガタガタな状態になります。

子どもの矯正治療の目標は次のとおりです。

  • 口呼吸から鼻呼吸に切り替える
  • 口がポカンと開かない
  • 舌が正しい位置にある
  • 指しゃぶりや舌で前歯を押す癖などがなくなる
  • 正しい嚥下ができるようになる

子どもの矯正治療のタイミング

子どもの矯正治療のタイミング子どもの矯正治療のタイミングは、女の子が6~10歳、男の子が7~11歳頃です。下の前歯の永久歯4本、上の前歯の永久歯2本が生えてきた頃がベストと言えます。ただし、お子さまの現在の状況や不安要素の有無などで、矯正治療を始めるべきタイミングは異なります。

適切な時期に矯正治療を始めないと、治療期間が長くなったり抜歯が必要になったりするでしょう。当院では、お子さまにとってベストなタイミングで矯正治療を行えるように心がけておりますので、まずはお早めにご相談ください。

5歳から始められるプレオルソ

5歳から始められるプレオルソプレオルソは、取り外しができるマウスピース型矯正装置です。お口の周りの筋肉のバランスを整えることで、歯並びの改善だけではなくお口がポカンと開く状態や口呼吸、問題のある嚥下、発音の悪さなどの改善が期待できます。永久歯が生え揃う前に行うことで高い効果が期待できるので、口周りの癖や歯並びが気になった段階でお早めにご相談ください。

トレーナーシステム

トレーナーシステム神部歯科医院では、トレーナーを用いた筋機能療法を行っております。舌や口腔筋に良い影響を与えることで、健全な歯と顔の成長を促します。日中2~4時間と寝ている間に装着するだけなので、矯正装置の見た目が気になる子どもにもおすすめできます。

前歯の叢生、歯の生え方が原因の反対咬合、ClassⅡのディープバイト・オーバージェットなどに適用できます。

trainer 料金 ¥55,000円(月々の管理料込み)
※消費税込みです。

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